芸能系

高木ブー:著「アロハ 90歳の僕」ドリフ第5の男が語る回想録

高木ブーさんといえば、ザ・ドリフターズのメンバーとして、日本で知らない人はいないのではないかというレベルの有名人です。 「この本には僕の90年のすべてが詰まっている」と最初の一行目に書かれているように、この本では自身の歴史、ドリフの歴史、当...
小説

田中芳樹:著「残照」紹介と感想 モンゴルに仕えた名将郭侃が主人公です。

表題の本「残照」を読みました。 作者は田中芳樹氏。 「銀河英雄伝説」「アルスラーン戦記」「創竜伝」など説明不要な有名作をたくさん生み出している作家さんです。 一方、中国史に詳しい田中芳樹氏は、日本ではあまり有名でないけども、中国ではとても有...
小説

志駕晃:著「たとえ世界を敵に回しても」息子は迷惑系ユーチューバー?

標題の本「たとえ世界を敵に回しても」を読みました。 作者は志駕晃氏。 「スマホを落としただけなのに」でセンセーショナルなデビューをされ、以後多数の作品を発表されている方です。 「たとえ世界を敵に回しても」あらすじと紹介 主人公の小山葉子はも...
小説

田中芳樹:著「白銀騎士団」紹介と感想 舞台は1905年のロンドンです。

田中芳樹氏の久々の新作「白銀騎士団」を読みました。 シルバーナイツとフリガナが打たれています。 白銀騎士団あらすじと紹介 舞台は1905年、20世紀初頭のロンドンです。 田中芳樹氏にはヴィクトリア朝怪奇冒険譚三部作がありますが、それよりも少...
小説

志駕晃:著「私が結婚をしない本当の理由」紹介と感想 舞台は結婚相談所です。

標題の本を読みました。 作者は志駕晃氏。 「スマホを落としただけなのに」で有名な作家さんです。 当ブログでも何作か紹介させていただいたことがあります。 私が結婚をしない本当の理由・あらすじ 主な舞台は社長の岸本達也(44歳)と従業員の葉山希...
小説

小前亮:著「姜維伝」三国志、蜀最後の英雄の悲哀を描いた作品

標題の本「姜維伝」を読みました。 姜維伝の作者について 作者は小前亮氏。 田中芳樹氏の事務所「らいとすたっふ」に所属する作家さんです。 東大で中央アジア、イスラム史を学んでおられた経歴の持ち主です。 東大在学中から歴史コラムなどを執筆されて...
ミステリ

高田崇史:著「QED神鹿の棺」あらすじと感想 今回のテーマは鹿

標題の本「QED神鹿の棺」を読みました。 歴史好きの方にはおなじみの高田崇史氏の人気シリーズです。 毎回、今までの歴史の定説を覆す驚きを与えてくれるのが痛快です。 今回もウンチク王、桑原崇(通称タタル)と相棒の棚旗奈々、タタルの友人小松崎(...
小説

逢坂冬馬:著「同志少女よ、敵を撃て」感想 独ソ戦を舞台にした少女の成長物語

標題の本「同志少女よ、敵を撃て」を読みました。 作者は逢坂冬馬氏。 この作品で第11回アガサ・クリスティー賞を受賞されデビューされました。 審査員全員が満点を付けての受賞だったとのこと。 また、この作品は直木賞候補にもなりました。 「同志少...
小説

佐藤究:著「テスカトリポカ」あらすじと感想 登場人物全員悪人のクライムノベル

標題の本「テスカトリポカ」を読みました。 著者は佐藤究氏。 この小説で直木賞と山本周五郎賞をW受賞されています。 元は純文学作家だったそうですが、方向性を変えて「QJKJQ」という作品で江戸川乱歩賞を受賞。 再デビューをされたという珍しい経...
芸能系

水道橋博士:著「藝人春秋Diary」紹介と感想 著者渾身のルポ60作。

標題の本、「藝人春秋Diary」を読みました。 著者は水道橋博士。 たけし軍団のメンバーで、お笑いコンビ「浅草キッド」の小柄なほうの方です。 過去にも同様の本を出版されています。 著者曰く、1作目は絶賛されたが、2作目、3作目は売れなかった...