エッセイ

芸能系

書評:「コロナとバカ」ビートたけしが2020年の世相を斬る一冊

「コロナとバカ」という本を読みました。 著者はビートたけしです。 説明不要の有名人ですね。 ビートたけしは毎年、その年の世相を斬る一冊を発刊します。 以前も「芸人の影」という本を紹介したことがあります。 これは2019年の世相を斬る本でし...
芸能系

「ヒキコモリ漂流記」髭男爵山田ルイ53世が語るリアルな体験記

標題の本を読みました。 作者は山田ルイ53世。 一時、「ルネッサーンス!」というギャグでブレイクした「髭男爵」の恰幅がよく、ツッコミを担当している芸人です。 この方、自身がテレビ番組などでも語っていますが、14歳から20歳くらいまでヒキコ...
芸能系

ビートたけし著「弔辞」自分への生前弔辞とお笑い論が書かれています。

標題の本を読みました。 70歳を超えたビートたけしが、この歳になって思うことが述べられています。 前半部分は自分が体験してきたテレビの世界などの裏話が、後半は最近のお笑いについて思うことや、自らのお笑い論が書かれていました。 社会風刺など...
エッセイ

浅田次郎著「見果てぬ花」人気作家の気楽に読めるエッセイ

浅田次郎氏といえば、「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」など、中国を舞台にした大作で有名です。 また、「一路」「壬生義士伝」などの江戸時代を舞台にした時代小説でも知られています。 「鉄道員(ぽっぽや)」などの現代小説ももちろんあります。 映画化された...
芸能系

「言い訳・関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」ナイツ塙の語るお笑い論です。

ナイツ塙が語る書 この本は人気漫才コンビ「ナイツ」のボケ役、塙宣之が90の質問に対して答える形式を取っています。 聞き手は中村計というノンフィクションライターです。 実質、この人が書いた本と言えるのかもしれません。 どうしたらウケるのか...
芸能系

村西とおる著「人生、死んでしまいたいときは下を見ろ、俺がいる」

はじめに この特異なタイトルの本は、AVの帝王と呼ばれる村西とおる氏の著書です。 前科7犯、借金50億、アメリカで逮捕されたときの求刑370年、一時は余命一週間と告知された……そんな状態の俺でも生きているのだから、みんながんばれと励ましてく...
エッセイ

書評:「秋本治の仕事術」こち亀の作者が語る生きるヒント

はじめに 標題の本を読みました。 人気漫画、こち亀を40年間、一度も原稿を落とすことなく書き続けられた秘密について作者が語っています。 秘密というより、作者の生き方という感じですかね。 いくつか、抜粋して紹介します。 セルフマネ...
芸能系

書評:いかりや長介著「だめだこりゃ」いかりやさん唯一の自伝です。

遺書代わりの書 2004年、惜しくも世を去ったザ・ドリフターズのリーダーいかりや長介さん。 この本は2001年にそれまで多くを語らなかったいかりやさんが、「遺書代わりに書いた」という自伝です。 「音楽は四流、笑いは素人、でもそれがドリフター...
歴史系

明智憲三郎著「明智家の末裔たち」光秀の末裔が語る子孫たちの姿

はじめに この本は明智光秀の末裔とされる明智憲三郎氏の著書です。 明智憲三郎氏は光秀の側室の子、於寉丸(おずるまる)の子孫とされています。 (一般的に光秀には側室がいなかったと言われていますが、後世の創作と言われています。) 元々、情報シス...
エッセイ

書評:「超一流・プロ野球大論」野村克也氏最後の書は江本氏との対談です。

はじめに 惜しくも2020年2月にこの世を去ったノムさんこと野村克也氏。 最後の著書がこの本になります。 著書と書きましたが、ノムさんが書いたというわけではなく、江本孟紀氏との対談という形式になっています。 念のため書いておきますと、江...